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抗精神病薬「2剤以下」なら加算引き上げ
厚生労働省は29日の中医協総会で、弊害が指摘されている抗精神病薬の多剤投与の
改善に向け、使用する抗精神病薬が2種類以下である場合に、精神科入院料に
上乗せできる「特定抗精神病薬治療管理加算」(非定型抗精神病薬加算)を
引き上げることを提案した。
非定型抗精神病薬加算は、統合失調症の入院患者に対し、計画的な医学管理をしながら
リスペリドンなどの非定型抗精神病薬による治療を行った場合などに1日10点を
精神科救急入院料などに上乗せできる。
次期診療報酬改定では、この加算を2区分。
使用する非定型抗精神病薬が2種類以下である場合と、それ以外に分け、2種類以下
である場合には10点を引き上げる方向で調整を進める。
それ以外の場合には、現行点数を維持する見通しだ。
これまでの議論では、単剤投与を誘導する点数付けに対して診療側委員の一部から
慎重論もあったが、同日の総会では時間切れで議論されなかった。
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わたしは製薬業界で働いていますが、それ以外で働いてるあなたの業界ではこういった
一定の薬剤を処方するように国から指導が入る事はよくあるんですかね。
こういった点からも医薬品業界は特殊だな〜、と思いますね。
医薬品業界は特殊だな〜と思ったので、今日は少し自身の現状を踏まえながら
これまた特殊な医薬品業界の
「訪問」
についてお話します。あなたは、
・1日何件訪問しますか?
・どのタイミングで訪問しますか?
・何をセールス(プロモーション)しますか?
実は今私の所属する会社では、この「訪問」に関して意識が物凄く傾注されています。
・1日◯△人に面会せよ
・会えなければ、診療時間前や診療終了後、駐車場や昼ご飯場所にて待ち伏せせよ
もしくはアポイント面談先でも、診察時間に押し掛けよ
・2品目以上ディティールせよ
このような指令が出ております。
結構な数に会ってプロモーッションするよう言われてます。
ちょっとキツいですよね。
この時点でどの会社か分かりそうな気がしてますが・・・(笑)
会社が迷走してるのかな、と不安にもなりますが仕方ありません(悲笑)。
なるべく、プロモーションの質を落とさない訪問行動をしたいと思っております。
実際、訪問を実施してみて思った事は、
・規定訪問数をこなすことは難しい
・「うちはアポイント面会制ですので」と名刺だけ出して返されるケース
・得意先の心象を悪くしたのではとのストレスが懸かる
などなど、物理的な無理を感じてます。
また、「訪問の質」も落としたくないです。
こんな時は仕方ないので、色々考えてます。
あなたならどうしますか?
『会社がおかしいような面会数指定を出してきている、
売上げを落とさないような訪問をしたい』
私が今考えている事は、
実際に面会する。
→しかし、時間外訪問であったりするので面会出来ない
→ただ名刺を置いて帰らない
→手紙(セールスレター)と文献・資料を同封してDrに渡すように依頼して帰る
この「セールスレター(手紙)」の内容を、実際にプロモーションしている
くらいの『臨場感を持ったもの』にしてみようと考えております。
次回以降は、少しズレますが、
『面会出来ず、お手紙を渡す時の内容;セールスレターの書き方』
についてお話していこうと思います。