2010年1月7日木曜日

2:8の法則

前回は、事前準備(リサーチ)とエビングハウスの忘却曲線のお話をしました。
前回同様、新人さん向けのような話になって恐縮ですが、今回も事前準備のお話です。

事前準備というか「リサーチ」ですが、これはソースとしてはMR業界では下記が主なものになりますか・・・。

☆前任者
☆MS
☆他社MR
☆DDDやIMSデータ(但し、エリア特性といったマクロなデータ)
☆Dr、医療機関関係者

まあ、信頼度は状況によって変わりますが・・・。
MSさんがしっかりした人ならば、MSさん情報が信頼度は高いですかね。



信頼度の違いはあれど、そういったソースを元に行動するわけですが・・・

    「担当件数が多くて、訪問できないよ!!!!」

そういう状況もありますよね。


そこで、よく言われるのは「ニッパチの法則」とか「2:8の論理」といわれる理論です。

これは、医薬品業界でいえば、
「○○市の高血圧患者の80%は、上位20%の医療機関に集まっている。」
「○○クリニックの糖尿病治療薬処方量の80%は、納入品目数20%の商品によって占められている。」
などです。

ですから、担当が多すぎて訪問できないというのであれば、

     「医薬品購入量の多い医療機関上位20%をターゲットにする」

というのもありです。


イマイチ、気合いが入らないシーズンや、要領だけかまして仕事したい場合はアリですよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿