2010年1月6日水曜日

新薬上市時

明けましておめでとうございます。

今年は3月に薬価改正があり、内資系メーカーは下期実績の目処が厳しそうですね。

どうですか?
達成出来そうですか?

私の会社は、外資系ですので昨年12月締めだったのですが、厳しかったです。

まあ、最初の計画立案から厳しい印象はありましたね。
ですので、評価を下げない為にも、直近で上市された新製品を頑張りました。

こちらの方は、かなり良かったので、少し胸を撫で下ろしている所です。



さて、医療用医薬品業界は今年も活発で新製品が目白押しです。
しかし、医薬品業界は色々規制がありますね。
厚労省から承認が下りて初めて商品名の名前を口に出せるとか・・。

しかし、口に出せるまでなんの調査も、予定も立てていないなんて事はありませんよね??

発売1カ月前には説明会を医療機関で実施して、発売前にはターゲット施設ではすべて終わらせてしまいましょうね。




エビングハウス氏の実験によると、

記憶は20分後におよそ42%を忘れるそうです

更に、1時間後でおよそ56%、9時間後でおよそ64%を忘れます。

その後少しゆるやかになり6日後にはおよそ76%を忘れてしまうそうです。


完璧に覚えたつもりでも、その後復習をしなければ6日後には24%しか残っていないということになります。


ということは、説明会は発売後に行う方が効率的には良いのでしょうか?

いやいや、MSさんと同行説明会を行うことで、予約受注をとる必要があります。
ですから、やはり事前に説明会を行うのは必須ですね。

それと同時に、24%の記憶を落とさないためにも、1週間以内に訪問を続けることの必要性をご理解下さい。

・発売1ヵ月前から;説明会を始める
・発売1週間前にはMSと同行(大病院であれば上司同行)して予約受注(上司の前で口頭採用約束?)を確認

そして、発売後のフォローといったところでしょうか。




新薬販売が初めてのMRさんもいらっしゃるかと思いますが、くれぐれも事前準備(リサーチ)を忘れずに。

事前準備(リサーチ)で、新薬の『垂直立ち上げ』はほぼ決まりますよ!!!

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