【購買の男女差】
いきなりですが、
らぽーる の大好きな芸人は
「ブラック・マヨネーズ」です。
「ハゲとブツブツ」
という自虐ネタブランディングで、
お茶の間に受け入れられているコンビですが、
それだけでなくて、小杉のくりいむしちゅー上田ばりの
絶妙な「例えツッコミ」も好きな理由の一つです。
それで先日も「ホンマでッか?ニュース」を
見ていたのですが
解説員の学者さんたちも面白い人が多くて
中々楽しい番組です。
脳科学者の澤口先生は、真面目で天然ですが
言っていることは、科学的・理論的(?)で
非常に興味深いですね。
で、この澤口先生は脳という切り口で
男女を見分けていたりするのですが
実際、購買についても脳科学的に対処する
必要はあるかもしれないなと思いました。
当然、男と女は肉体的な区別がされているので
脳も違いがあって不思議はないわけですよね。
アメリカのレイチャープレスリサーチ社の調査では、
スーパーマーケットの75%、
ディスカウントストアの55%、
ドラッグストアの81%が
【女性客である】
としています。
人間の脳には「右脳」と「左脳「があります。
役割としては、
■右脳・・・感情
■左脳・・・論理
を司っていると言われております。
で、男性は、右脳(感情)の使用比率が高く、
女性は、右脳(感情)と左脳(論理)の
【使用バランスが良い】
と、言われております。
つまり、男性は「直感力重視型ショッピング」
女性は「冷静型ショッピング」
を行います。
実際、ショッピングへ行っても
女性は
男性の買い物に付いてくることを嫌がりませんが、
男性は
女性の買い物には嫌々渋々連行されています。
買い物時間の長い男性は滅多にいないですよね。
つまり、男女相手に商品の購買を促す場合は、
【お財布を握っている(決定権を持っている)方】
に注力して紹介すれば良いのです。
簡単に言いますと
★≪男性への売り方は?≫
最新モデル、材質、技術要素に強い関心を持つため
ひたすら品質の良さを訴えて商品を勧める。
他の商品を引き合いに出す必要はない。
☆≪女性への売り方は?≫
商品を使用して楽しく過ごす場や
友人との語らいに関心を持つため
他の商品と比較して商品特性を訴えて勧める。
コーディネート購買など、組み合わせるのも良し。
以下例えです。
≪男性への効果的な宣伝方法≫
「本日、初卸の秋刀魚だよ~!
見てごらん!こんなに脂が乗っている
秋刀魚は早く売り切れちゃうよ~」
≪女性への効果的な宣伝方法≫
「うちの秋刀魚は、他の店と違って
安いし脂の乗りも一味もふた味も違うよ~
こんなの食べたら旦那さんとお子さんの
笑顔が止まんないよ~」
こんな感じです。
なんとなくイメージ湧きますよね。
補足として、特典というかオマケ、サービスは
『男性には、一度に大きく』
『女性には、小さく回数を多く』
が鉄則です。
つまり、女性は内容よりも小マメなサービスが好きなんですね。
男性客は、新規客になりにくいですが、
一度購入すれば購入先を滅多に変えません。
女性客は、新規客にはなりやすいですが、
ちょっとした事で購入先を変えます。
ということも言われていますので、
小マメに特典やサービスを出すと良いでしょう。
もし、顧客でリピーターが中々来ない場合などは、
【実は購入決定権が女性側にあった(変わっていた)!】
なんて事が起きているのかもしれませんね。
ちなみに我が家は妻が、全権を握っております(汗)。
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