2010年3月12日金曜日

【購買の男女差】

【購買の男女差】

 いきなりですが、
  らぽーる の大好きな芸人は
   「ブラック・マヨネーズ」です。

   「ハゲとブツブツ」
という自虐ネタブランディングで、
 お茶の間に受け入れられているコンビですが、
  それだけでなくて、小杉のくりいむしちゅー上田ばりの
    絶妙な「例えツッコミ」も好きな理由の一つです。


 それで先日も「ホンマでッか?ニュース」を
  見ていたのですが
   解説員の学者さんたちも面白い人が多くて
    中々楽しい番組です。

   脳科学者の澤口先生は、真面目で天然ですが
    言っていることは、科学的・理論的(?)で
     非常に興味深いですね。

で、この澤口先生は脳という切り口で
 男女を見分けていたりするのですが
   実際、購買についても脳科学的に対処する
    必要はあるかもしれないなと思いました。

 当然、男と女は肉体的な区別がされているので
   脳も違いがあって不思議はないわけですよね。


 アメリカのレイチャープレスリサーチ社の調査では、

    スーパーマーケットの75%、
   ディスカウントストアの55%、
   ドラッグストアの81%が
     【女性客である】
   

としています。


 人間の脳には「右脳」と「左脳「があります。
   役割としては、
      ■右脳・・・感情
     ■左脳・・・論理

   を司っていると言われております。


で、男性は、右脳(感情)の使用比率が高く、
  
  女性は、右脳(感情)と左脳(論理)の
    【使用バランスが良い】
    と、言われております。


 つまり、男性は「直感力重視型ショッピング」
    女性は「冷静型ショッピング」

を行います。


  実際、ショッピングへ行っても
   女性は
   男性の買い物に付いてくることを嫌がりませんが、
   男性は
   女性の買い物には嫌々渋々連行されています。

    買い物時間の長い男性は滅多にいないですよね。

 つまり、男女相手に商品の購買を促す場合は、
   【お財布を握っている(決定権を持っている)方】
      に注力して紹介すれば良いのです。

   簡単に言いますと

 ★≪男性への売り方は?≫
  最新モデル、材質、技術要素に強い関心を持つため
  ひたすら品質の良さを訴えて商品を勧める。
  他の商品を引き合いに出す必要はない。

 ☆≪女性への売り方は?≫
  商品を使用して楽しく過ごす場や
  友人との語らいに関心を持つため
  他の商品と比較して商品特性を訴えて勧める。
  コーディネート購買など、組み合わせるのも良し。


以下例えです。

≪男性への効果的な宣伝方法≫
「本日、初卸の秋刀魚だよ~!
  見てごらん!こんなに脂が乗っている
   秋刀魚は早く売り切れちゃうよ~」

≪女性への効果的な宣伝方法≫
「うちの秋刀魚は、他の店と違って
  安いし脂の乗りも一味もふた味も違うよ~
   こんなの食べたら旦那さんとお子さんの
    笑顔が止まんないよ~」


こんな感じです。
 なんとなくイメージ湧きますよね。

補足として、特典というかオマケ、サービスは

 『男性には、一度に大きく』
 『女性には、小さく回数を多く』


 が鉄則です。

つまり、女性は内容よりも小マメなサービスが好きなんですね。

 男性客は、新規客になりにくいですが、
  一度購入すれば購入先を滅多に変えません。

 女性客は、新規客にはなりやすいですが、
  ちょっとした事で購入先を変えます。

ということも言われていますので、
  小マメに特典やサービスを出すと良いでしょう。


 もし、顧客でリピーターが中々来ない場合などは、
 【実は購入決定権が女性側にあった(変わっていた)!】
  なんて事が起きているのかもしれませんね。

 ちなみに我が家は妻が、全権を握っております(汗)。

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